このツールを手がけることとなった理由を知るためには、大航海時代Online(DOL)で
バトルキャンペーン(BC)が実施されるようになった時代以前にまでさかのぼらなければならないだろう。
当時、荒れくれる海を舞台にただひたすらと戦い続ける「脳筋」と呼ばれる人々がいた。
DOLの世界が創造されしばらくたった頃、模擬戦という対人でありつつも海賊行為ではない安全な戦いが考案され、
これを期に瞬く間に世界中に広がり、彼らが急増したのだと言い伝えられている。
模擬戦時代以前から対人をやりたくてうずうずしていた非海賊な人々
交易中に海賊に襲われいとも簡単に負けてしまい、悔しくて腕をあげるつもりが、戦いにどっぷりとつかってしまった人々
そんな彼らの戦いを見ているうちにワクテカし、ついうっかり戦いの場に踏み込み、抜け出せなくなってしまった人々
それに、対人で世界を恐怖に陥れる一部の海賊もまた、裏の世界では脳筋として活躍している。
さて、いざ戦いの舞台に赴くと、そこは気を抜くことができない、常に集中を必要とする危険な場となる。
なぜならば彼らの敵ももちろん「脳筋」な人々。 そう簡単に、戦い勝てるものではないのだ。
戦闘は、自分ひとりだけで勝てるほど簡単なものではない。
長い間共に戦い続けてきた仲間たち、または緊急で募った仲間たち。
そんな彼らの助けを得ながら、一戦一戦を戦い抜いていくのだ。
敵味方、互いに警戒しつつ、遠くから開戦しつつも、いつかは混戦の中に埋もれることになる。
そしてこの混戦の中では、何が起こるか予想もつかないのである。
1対多になってしまい、船の耐久や修理が間に合わず、あえなく散って行く者
近くの相手に対し集中砲火をしかけつつも、警戒していなかった敵船から放たれた砲撃により、理解できぬまま海の藻屑へ
1対1だと考えていたところ、隠されていた強力な機雷に触れてしまい、すかさずそこを狙われ撃沈
数多くの船員を従えたガレー船との突然の白兵戦により、無力のうちに幽霊船となってしまう船々
ひとつひとつの戦闘の中では、しかも一瞬のうちに、自分自身さえも知らないうちに、多くの出来事が起こっているのだ。
こんな中、味方はどのような助けを施してくれていたのだろう?
自分自身は、一体どのような行動を取っていたのだろう?
これほど緊張した戦いの中、これらを正しく把握できる者は誰一人存在しないだろう。
そして、そんな混沌とした彼らを助ける物として、
直線番長さんの手により「脳筋ツール」が開発されたのである。 2006年5月のことだった。
まさにこれは脳筋な人々が待ち望んでいたものであった。
自分自身や味方、さらには敵までも含め、使用したスキルやアイテム、撃沈回数などがカウントされ、
一目で結果を把握できるようになったのだ。
そして今では、なくてはならない重要なツールという場を築き上げている。
ところが数ヶ月前、創造神コーエーが新たな試み「バトルキャンペーン(BC)」を考案した。
模擬戦を心から楽しみ愛してやまない脳筋な人々にはもちろん、
ハイレベルな模擬戦のイメージがあり未だ参戦したことのない人々にも参加し易いような環境を、
一月のうちに一週間提供しよう!
という、なかなか意気なものであった。
これがどういうものであったか、それはまだ語り継がれてはいないので不明だが、
ただひとつだけ、明確にわかったことがあった。
直線番長さんによる脳筋ツールが、当時の技術ではBCに対応しきれていなかったのである。
実際BCの戦闘状況を辿っていくと、たしかにこれまでとは大きく異なったものであり、
対応できないのは容易に納得できるものであった。
しかし、どうしてでもBC状況を把握したい。 なんとかならないものか。
そんな欲望が私を揺らす。
しかししばらくすれば、きっと直線番長さんが対応させてくれるに違いない。
とはいえ、今、、今日戦った戦いを見たいのだ!
そうか! 私が作ればいいのではないか?!
脳筋になるために、一旦脳筋をはずれ、世の役に立てるかもしれないものを創り上げる。
なんとすばらしいことだろう!
しかも偶然にも「おにゃんこぽん」の名を持つ者。 これは神のお導きだろうか?
創造するという自分の仕事を早くやりなさい、ということだろうか??
ネタではないのだが、いずれにせよ、私の次の行動は決まったようだ。
私にとってツールを創り上げるということは、未だかつて踏んだことのない未知の世界ではあるが、
新たな道を進むことにしようではないか!